最近、TwitterのDMや質問箱にこんなメッセージがよく届きます。
「いつか海外で働いてみたいです」
「海外就職を考えています。どれくらいの英語力が必要ですか?」
メッセージありがとうございます!
というわけで今回の記事は、はじめての海外就職やアジア転職に向けて、再現率100%の今すぐできる海外就職に必要な英語力について。
先に結論を言うと、以下の3つの英語力をクリアすることが必要です。
- TOEICスコア700 (業務で必要なビジネス英語)
- 正しい文法や単語で書かれたレジュメ(英文履歴書)
- 面接での質問に正確に答えられる会話能力
この3つは、日本以外のどこの国で就労するにも基本的に重要です。
私の場合、以前はシンガポールで、現在は中国で働いていますが、どちらでも仕事は英語と日本語でやってます。
具体的にはシンガポールでは日本人向けのカスタマーサービス、中国では日本語教師という仕事です。お客さん(学生)には日本語での会話、オフィスでのスタッフとの会話に英語がそれぞれ必要、というカンジ。
海外就職の準備はまず英語。ひとつずつご説明いたします!
海外就職に必要な英語力① TOEICスコア700
海外就職ですぐに使える実践的な英語には、TOIECが有効だと思っています。
なぜかというと、①対策本やネットでのコンテンツが豊富なので、独学で学べる ②ビジネス英語の試験なので現場ですぐに使える単語や言い回しが多い、という2点が主な理由です。
ただし、TOEICの点数自体は全然評価されません。レジュメに書いても、「英語の試験で良い成績とったんだね、うんうん」くらいの軽いものです(笑)。
あくまでTOIECスコア750は目安。それだけの点数が取れれば海外で働くためのビジネス英語の基礎は十分という感覚で。
※シンガポールで初海外就職のために実際にやっていた英語勉強法はこちら。
私のTOIEC対策は超シンプル。参考書を買ってひたすら繰り返し解く、YoutubeのTOIEC対策チャンネルを見る、の2点です。
とにかくコレだけ、毎日コツコツ続けていました。平日の夜は1時間〜2時間、休日は日中ガッツリやります。
私のやり方は短期集中で、TOEIC対策は最大3ヶ月と決めてます。それ以上は持続しませんムリムリ!(笑)
YoutubeのTOIEC対策チャンネルはめちゃくちゃたくさんありますが、今ならオススメは猛牛チャンネル!
こんなTOEIC対策チャンネルを、朝の支度の時や移動中に見たり聴いたりしています。
短期間で毎日TOEIC対策をするコツは、ちょっとしたスキマ時間をとにかく埋めて、まとまった時間で集中すること!
とにかくTOEICで目標点数を取ることだけを考えて毎日を過ごします(笑)。
シンプルですが、やると決めたモノだけを毎日コツコツ続けること。私はこれでTOEIC855まで独学で伸ばしました。
海外就職に必要な英語力② 正しい文法や単語で書かれたレジュメ(英文履歴書)
海外就職に必要な英語力として、意外と重要なのがこちらのレジュメ(英文履歴書)。
日本の履歴書と違って、レジュメはほぼ自由形式。検索すればテンプレートがたくさん出てくるので、好きなものを使います!
今回は例としてこちらのサイトのものを引用。サイト内にも各項目の意味や例文がたくさんありました。

いきなり英語でレジュメって言われても、全然分からないんだけど…
っていう人はプロにまるっとアドバイスをもらいましょう! 無料で!
それはずばり、転職エージェントに相談すること。英文レジュメの書き方はもちろん、お願いすれば自作のレジュメを添削してもらえます。

ちなみに私は、イギリス人とシンガポール人の友達と飲んでるときにさくっと「じゃ、お願い!」って頼んじゃいました(笑)。
そんなに都合よくネイティブの友達ができることもあまりないので、上記の無料エージェントにチェックしてもらうか、もしくはオンライン英会話も使えますよ!
ネイティブの先生とのフリートークで、チャット機能を使って添削してもらったり、「この英文は正しいかな?」と読み上げて聞いてもらいましょう。
オンライン英会話はまずは無料レッスンをいくつか受けてみて、自分にいちばん合っているものを比較検討して選ぶのがオススメです。
下書きした英文レジュメをもとに、無料レッスンにチャレンジしてみましょう。
海外就職がグッと現実味を帯びてきますよ。ワクワクしかない!
海外就職に必要な英語力③ 面接での質問に正確に答えられる会話能力
最後は英語面接での会話力です。ぶっちゃけ日本人が最も苦手とする部分ですね。
でもコレ、面接に関して言えば会話対策は意外と簡単。
なぜなら、面接で聞かれることはだいたい決まっているから。
テンプレ化してチートすれば攻略できます。具体的には、自分で面接問答集を作ってしまって、それをひたすら繰り返して丸暗記で大丈夫!
- なんでこの国で(この都市で)働きたいと思ったの?
- なんでうちの会社のこのポジション(職種)に応募したの?
- あなたの能力をどう活かして、会社の業績に貢献できる?
こんなカンジの質問はごく一般的で、日本での面接とも共通する部分が多いので、想像しやすいかと。
面接官が気になることや聞きたいことは、どこの国や地域でも大して変わらないんですよね。
※noteにも詳しく書いたので、よかったらあわせて見てみてください。

面接問答集を作ったら、あとはひたすら練習。そこでまた活用するのがオンライン英会話。
面接対策をしたいと伝えて、ネイティブの先生にとことん付き合ってもらいましょう!
先生との相性もあるので、前述しましたが、まずは無料レッスンで何人かの先生と軽くおしゃべりするところから始めるのがいいです。
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私は無料レッスンをいろんなところで合計10回受けて10人の先生と話してみて、「この先生いいな、教わりたいな」と感じたのは2人でした。
なかなかいい先生に出会えないなあ、と感じていたら、同じ時期にオンライン英会話を始めた友人は「どの先生でもだいたい楽しくて勉強になるからいい!」って言ってました。
学習スタイルや感じ方は人それぞれってことかと。
まとめ 海外就職に必要な英語はひとりでできてコスパもいい
最後になりますが、英語や語学学習全般ってひとりで勉強できるし、コスパ抜群だな、といつも思ってます。
なんなら今日もひとりでコツコツやってました(笑)。
ほかの免許や資格だと、大学や専門学校に通わないといけなかったり、お金も時間もめちゃくちゃかかる。
それに比べると、ひとりでスキマ時間にできるし、オンライン英会話なら自宅でネイティブの先生といつでも話せるし。
それが海外就職につながるなら、便利で安くてもう最高! 勉強そのものは地味で大変なこともありますが。
はじめての海外就職を目指してる方、一緒にがんばりましょう。応援してます!
※フリーターから正社員を目指していきなり海外就職に挑戦したnoteも書いてます。
