
そんな海外転職の第一歩を踏み出してみたい方へ向けて、未経験から海外転職についてのノウハウをまとめてみました。
ちなみに私は、当時28歳フリーターで正社員になれそうもないなと感じて、未経験からシンガポール転職を実現させた経験があります。人生で初めて名刺を支給してもらったのが、シンガポールの現地企業です。
肩書きは”Section Chief”(係長)と名前の上に印刷された名刺を見て、フリーターからここまでよくやったな、と嬉しさがこみあげてきたことを覚えています。
それからありがたいことに、仕事とご縁に恵まれて、給料もキャリアも順調にアップ。
現在は中国深センの現地企業で週4日勤務、年間3ヶ月の長期休暇、もちろん残業ゼロ、という自分の理想的なゆるい働き方をさせてもらっています。
今回は、実体験にもとづいて未経験からでも実現可能な海外転職についてまとめたので、ひとつずつ進めていけば、海外で働くチャンスに手が届くはず。
個人で実行できる所得倍増計画のひとつとして、海外転職をオススメします!
業界未経験の20代でも、転職限界説がとなえられる30代でも、語学スキルがなくても、海外転職はやればできます。
また、日本の転職活動にも応用できる転職ポイントをまとめてあるので、ぜひ最後までお読みください!

28歳フリーター当時「このままだとやばい」と、片道航空券へシンガポールに飛んでいきなり転職活動を開始する。10社以上の面接に落ちまくって、ガッツと勢いでなんとか内定をもらい、そのまま3年半シンガポール現地採用。現在は中国深センで現地採用、起業、大学院留学など興味関心の赴くままに明るくしぶとく暮らす。
ちょっと古い記事ですが、シンガポールでの仕事と生活については過去記事があります。
当時の様子を詳しく読んでみたい方、よかったらご覧ください。
海外転職という市場での自分の価値を知る
転職活動とは、「自分の能力や経験値に市場で価値をつけて買い手を探すこと」だと思っています。
もっと言うと、自分の能力や経験値をどうやったらなるべく高値で売り抜けるかを考え抜くことです。
そのためには、自分のどんなところに市場価値があるのか、という現状把握をまず初めにやってみることをおすすめします。
就活で自己分析とかやったこともある人もいると思います。あれの応用編ですね。
ここで注意したいのは、新卒の就職活動と転職活動は大きく違うことです。なぜならアピールするポイントや、人事の視点が変わってくるからです。
※この点に関しては、20代or30代 はじめて海外転職に挑戦するポイントという項目でのちほど後述しますね。
自分の市場価値を判断するためにはプロの力を借りましょう
自宅で、無料で、今すぐできる海外転職の第一歩が、転職エージェントを活用することだと思います。
私自身も、転職エージェントの担当者の方のサポートによって、未経験からシンガポールでの海外転職で内定をつかむことができました。
詳しくは、簡単な登録ですぐにできる無料コンサルタントで直接聞いてみてください。
海外転職の求人情報を探して理想像をふくらませる

理想を実現するためには、イメージが大切です。
具体的な理想の転職をイメージするための材料として、実際に求人情報を検索してみましょう。
例えば、「海外転職 未経験 求人情報」で検索したら、こんな求人情報が見つかりました。
マレーシアで日本語カスタマーサポート
【高卒以上|未経験、第二新卒歓迎】
■接客やカスタマーサービスの経験をお持ちの方
※短大や専門卒の方は2年以上、高卒の方は5年以上の関連経験が必要
■基本的なPCスキル(Word、Excel、Googleドキュメント等)
■英語日常会話レベル以上
◎独学で英会話の勉強をしている方、歓迎
◎大卒新卒、歓迎
月給 8,000マレーシアリンギットから(約24万円から)
実働8時間、週休2日、各種休暇あり
英語力不問 未経験からラオスで貿易事業
ラオスのメイン産業である農業、豊富な資源が期待されている鉱業分野の貿易事業展開の担当者を募集。
学歴不問、中学卒業程度の英語力をお持ちの方
勤務中は通訳がいるので語学力は不問、入社後にラオス語の研修あり。
年収600〜800万円
実働8時間、週休2日、各種休暇あり、一時帰国費用サポートあり
タイでアパレル関連の総合職
アパレル関連で自社工場での総合職の募集です。入社後に、生産技術、生産管理、品質管理のいずれかを担当していただきます。
・社会人経験1年以上、海外で就業をしたいと考えている方
・アパレル業界で何かしらの就業経験がある方
・服飾専門学校や大学で服飾系を専攻されていた方
・日本語がネイティブレベルでありながら、英語・タイ語などの語学力がある方
年収:300万円〜420万円
社宅完備、光熱費無料、会社負担で年に1回日本へ帰国
個人的には、海外転職の理想には2通りのアプローチがあると思っています。
それは、「どうしてもやりたいこと」と「どうしてもやりたくないこと」の両方を考えることです。
例えば「大好きなあの国で働きながら暮らしたい」とか、「平日の夜や休日は自分だけの時間を確保したい」といったものでしょうか。
海外転職の動機として「今の収入を保ちつつ、仕事の量を減らしたい」みたいな、ぶっちゃけあんまり働きたくないタイプもアリだと個人的には考えています。
理想の条件をなんとなくイメージできたら、その次に条件の優先順位を決めてください。
働く場所なのか、働き方なのか、福利厚生なのか。
仕事をする上で、優先順位に沿った求人情報を探すのがオススメです。
上記の求人情報の例は、ほんの一部です。無料で登録できる転職サイトを活用して、理想にピッタリな求人情報を探してみてください。
20代 未経験から海外転職に挑戦するポイント

20代で業界未経験でも海外転職は可能です。
なぜなら、私が28歳のときに実現させたからです。(ちなみに当時、日本で正社員になれずにフリーターでした)
当時の私に教えてあげたい、20代で海外転職を成功させるポイントは3つあります。
つまり、実務経験や能力よりも、やる気と努力する姿勢をアピールすることが重要です。
なぜなら海外でも日本国内でも、若さは転職市場で強力な武器だから。
強い武器を最大限に活用すれば、理想の転職を実現させる確率はかなり上がります。
ちなみに資格の取得は、「この候補者は目標達成のために努力できるんだな」と採用担当者にアピールすることができますよ。
資格がなくても全く問題ありません。
「未経験ですが、入社後に現地に赴任するまでに〇〇の勉強をしたいと考えています」
こんな風に、とにかく前向きな表現を使って採用担当者に印象づけましょう。
30代 専門性を強みに海外転職に挑戦するポイント
30代ではじめての海外転職に挑戦するなら、日本での豊富な経験を「専門性を持った即戦力」として自信を持ってアピールしましょう。
30代の海外転職を成功させるポイントはこちらです。
ちなみに、アルバイトや契約社員の職歴が長くても、海外転職ではほとんど影響がありません。大切なのは、「どんな実績があるか」という経験に関する部分です。
例えばサービス業が長い人なら「日本人顧客の高水準の要求を満たすサービスを常に提供した」みたいに専門性をアピールすることができます。
営業職の経験などはさらに有利で、業界の専門知識があることも強みになりますね。
また、海外転職には丁寧に仕事を教えてくれる先輩もいなければ、しっかりした新人研修も基本的にはありません。
入社初日から業務を任されることもあります。(私は入社1日目からいきなり問い合わせ電話の対応。そのおかげもあって、今では英語での電話対応ができるようになりました)
そのため、社会人としてのマナーを身につけていて、経験豊富で即戦力になれる30代は海外転職の市場でも価値が高い人材です。
経験や実績をうまくアピールして、自分の能力に高値をつける工夫をしましょう。
まとめ:20代でも30代でもはじめての海外転職はできる
20代でも30代でも、いつでも海外転職は実現可能です!
20代は未経験でも若さと前向きな姿勢を、30代なら豊富な経験を即戦力になれる落ち着きを、それぞれアピールしましょう。
「自分でアピールするなんて、どうやったらいいかわからない」という方は、転職コンサルタントのサポートを受けることもおすすめします。
繰り返しになりますが、私も最初は転職コンサルタントに依頼して、海外での内定をゲットしました。
今すぐできる無料登録を済ませて、適職診断やカウンセリングを受ければ、あなたに代わってエージェントが海外転職のために動き出してくれます。