TOEICを学び続ける理由は、ただ好きだから

働きながら副業始めながら、勉強も続けてます。けっこうしんどい。

私が初めてTOEICを受けたのは27歳のころ(結構遅い)で、それから毎年1回は受験するようにしています。そんなこと続けているので、バンコクで受験することになって、おそろしいタイ式社会の経験値を積むっていうハプニングにもみまわれました。(過去の記事を参照してね!)

なぜTOEICなのか。なぜ受け続けるのか。自分自身へのふりかえりもかねて、私がTOEICに思うことをまとめてみます。

まず最初に、TOEICという試験名称やその獲得点数(スコア)は、日本国内でしか通用しません。もう少し言うなら、世界中で日本人と韓国人にのみ人気・需要があるテストです。海外の大学に進学する時や、海外で英語の能力を数値化する際にはIELTSやケンブリッジ検定のスコアが有効らしいです。どちらも受けたことないですが。それでも私はTOEICが好き。認知度とか、資格として有利、とかはどうでもよくて、TOEIC対策の参考書や解説の良書は本屋さんで2000円以内ですぐに買えるし、攻略情報はグーグル検索でたくさんヒットするし。完全に独学で対策立てて高得点を狙える。

そして、内容も好き。特にリスニングがいい。会話の問題で「あの書類、どこにしまったっけ?」「彼女に聞いてみたら?」と質問に質問で返したりとか、「明日の会議の部屋、どこか知ってる?」「まだ決まってない」とか。そうそう、実際の仕事の会話ってこういうもんだよなあ、って思います。AとたずねたらBがスパンと返答されるわけではなく、未定や変更もあるあるある。学生の頃はこういう会話にひっかかるのかもしれないけど、ある程度社会に出て会社で過ごしたら、曖昧で答えにもなってないこんな会話ばかり。実際のビジネスシーンに即した試験内容、というのは的を得てると私は思います。それから頻出単語も、実際の仕事で使うものばかりです。やたら専門的な学術用語じゃないところもいい。

そしてなにより、やればやるほど点数が上がるから。傾向と対策が網羅されているので、やることが明確でいいんですよね。無駄なく無理なく、ひとりで勉強できる。

私の今回の目標は900点越えなんですが、パート5とパート6が全然できない。語彙・文法の穴埋めで、ざくざく失点します。ほかのところは1問か2問くらいしか落とさないのに。どうやらここで失点を防ぐためには、単語の暗記と文法の総復習が必須みたいです。関係詞とか不定詞とか副詞とか仮定法過去とかー!漢字で英語を説明する日本式学習、いやだー!と全否定していた高校時代を思い出します。あの頃の努力と土台がゼロなので、その上に何も積みあがらないんですね、31歳にして痛感しました。10代の頃に戻って、カフェで単語の暗記や文法の解説書を読んでノートにまとめているのですが、三十路にもなってマジなにやってんだろう、とうっかり悲しくなります。昔の私がいけないんだけどさ。そして昔やらなかったことを今取り返そうとすると、肩と腰がすぐに固まってもう痛い。やっとけばよかった、。

まとめると、学び続けることはどんなことでも面白いし、それに加えて定期的に自分をアップデートしたいから、という理由で私はTOEIC対策に励んでいます。

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ゆきの

ゼロからいきなり海外転職も9年目。香港、カナダ、シンガポール、中国で現地採用、起業、さらには大学院留学まで。独学でTOEIC910取得、HSK6級合格。泣いて笑ってそれでも生活は続く、中国深センのリアルな日常を発信します。

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