Airbnb と Couchsurfing で一人旅の計画を立てる

バンクーバー滞在も3か月目。そろそろお別れの時です。ちょっとしんみりしながら、着々と次の計画を進めています。まずは来月の旅行。滅多に行く機会のないヨーロッパを巡ってみようと思い、いろいろ調べる。norwegianというノルウェーのLCCがアメリカからヨーロッパ各地を結んでいるらしい。なんとシンガポールーロンドンにも就航していた!知っていたら、シンガポールからヨーロッパまで行っていたかしら。行っていなかったかな。

とりあえず安い航空券を基準に旅程を決める。スペインからモロッコに船で行く!というのが今回の一人旅の目標のひとつだったんだけど、スペイン国内もモロッコ国内も、移動が大変で断念。ここでもさくっとLCCを選択。安くて早くて、ってもうしょうがない。モロッコでは日本からやってくる友人と現地集合現地解散。ノリと勢いで誘ったら応じてくれた。友人ありがたい。もろもろの要素で片道切符を買い続けて、旅程を組み立てました。

バンクーバー→シアトル(乗り換え)→ヘルシンキ→パリ(乗り換え)→バルセロナ→モロッコ周遊→ロンドン→シアトル(乗り換え)→バンクーバー

ううん、大丈夫かな、生きてるかな。我ながら心配な強行スケジュール。予定立ててるあいだに、バルセロナでは独立運動が派手になってきたというニュースだし。海外旅行保険をかけて、安全第一でいってきます。

ここまでが移動経路の話。ここからが本題の、宿の手配をAirbnbとCouchsurfing でやってみる件。Airbnbをホーチミンとセブとバンクーバーで利用したのですが、バンクーバーでホストからドタキャン、やたら高額、やや高額で超不便な立地、と立て続けにあんまりいいことがなかった。でもホステルやゲストハウスで2段ベッドシェアルームはちょっと疲れるし、逆にホテルは肩凝るし高い、という消去法で再度Airbnbを活用。各地で1泊5000円程度でいい感じの立地で滞在できそう。それと同時にCouchsurfingにも旅程を全て公開。すると、どんどん届くホストのオファー。

簡単に説明すると、Airbnbは日本で言う民泊サービスで、ホストの家の1部屋を借りられる。滞在エリアも期間も短期から長期までいろいろ選べて、手厚い待遇もホストによりけり。Airbnb内のチャット機能で全てのやりとりを終えて、一度もホストと顔を合わせることもなかったことも。それに比べてCouchsurfingはアカウント登録料を支払ったら、基本的に全て無料。その名の通り、人の家のカウチにお邪魔する感じ、らしい。登録だけ済ませてまだ実際に利用したことがないので。シンガポール友人に「すごく面白い経験ができるらしいよ!おすすめ!」と言われて登録したCouchsurfing。ホストします、というリストから自分で選んで、泊めてください、というシステムだと聞いていたんだけど、旅程をアップしたら、うち来なよー!というオファーがくる。じゃんじゃんくる。あと、全員男性。たったひとりだけ女性からオファーが来たけど、おばあちゃん。ありがとう、おばあちゃん。Airbnbは世界中で結構流行っていると思うけど、Couchsurfingは地域によって流行りが分かれるのか、数か国にまたがる旅程をアップすると、オファーがじゃんじゃんの地域と全然こない地域がある。最もじゃんじゃんなのがパリ。ジュテームでアモーレでセボンな街なのかな、パリ。しかもパリは乗り換えで1泊しか滞在しないから、とにかく便利な場所が最優先なのだ。

このあたりでふと感じたこと。Airbnbは民泊サービスで、好きな場所と期間を選んで、その内容に応じてお金を払う。Couchsurfingはコミュニケーションが主な目的、旅行者を自宅へ招いて交流を楽しむ、つまりホストが楽しむことも目的に含まれている。なのでCouchsurfingは民泊でも安宿でもない。交流を目的に、家来なよ!シティエリアから50キロ!とか、シアトルから船で1時間だよ!とか。遠いよ。私の移動時間と手間暇と交流の全てを提供しないといけない。言い方は悪いけど、一人旅で全荷物を抱えて移動するのって結構大変なんだよ。それから安全面も気を付けないといけない。Couchsurfingは同世代の男性からのオファーがほとんどで、旅行も交流も好きだけど、私は出会いを求めているわけじゃない。全てが自己管理の自己責任。

結局、便利さと静かな休息を求めて、Airbnbでさくさく決めてしまう。Couchsurfingの、うちにおいでよ!っていう気持ちはとてもありがたいけど、利便性や安全面を考えると、うん行くね!ってなかなか言えない。気軽に利用したいけど、比較検討してしまうと難しい。

 

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ゆきの

ゼロからいきなり海外転職も9年目。香港、カナダ、シンガポール、中国で現地採用、起業、さらには大学院留学まで。独学でTOEIC910取得、HSK6級合格。泣いて笑ってそれでも生活は続く、中国深センのリアルな日常を発信します。

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