日本での新生活がスタートしました

またもやご無沙汰してしまいました、私です。

いよいよ日本での新生活が始まりました。勤務開始2日目。すでに日本のビジネスルールとマナーに追いつけずに外国人枠にいる気分です。

まず、印鑑。

出勤簿に毎朝、印鑑を押して勤怠管理だそうです。印鑑は基本的に同じものを押しつづけないといけないそうです。なくしたらどうするんだろう。みんななくさないのかな。シンガポールだったら着いた時と帰る時に指紋認証で一発データ処理だったんだけどな。すごいな、印鑑。それから、職場から徒歩5分のワンルームマンションを借りたんですが、印鑑と印鑑証明。印鑑を証明してどうするんだろうか。自筆サインの方がよっぽど本人確認になると思うんだけど。それから、ゆうちょの通帳を新しくしたら「個人情報保護のため、通帳に住所の表記がなくなりましたが、住所情報は登録してあります。それから銀行印も載せなくなりましたが、印鑑情報も登録してあります」ですって。個人情報保護レベルやたら高い。手持ちのどのハンコを登録してあるか分からなくなったら、わざわざ窓口に行かないと確認できない。自筆サインだったら、。

そして、マイナンバーからの年金。

マイナンバーをまだ持っていなくて、今月やっと取得。通知カードとかマイナンバーカードとか、よくわからないのでとりあえず全部もらえるものはもらっておくために申請。「カードは2週間後、通知が来たら所定の場所に受け取りに行ってください」ですって。直接届けてくれないんだ、。通知からの受け取りって超二度手間じゃない、。そして年金基礎番号。マイナンバーで統一されていないんだ! この年金基礎番号、年金手帳というものに記載されているらしい。手帳、見たことない。その代わりに、年に一回ねんきん定期便という年金納付状況のお知らせがくるハガキ(昔受け取ったやつ)を持っていたので、そこに載っているだろうと思ったら、照会番号となんとか番号しか載っていなくて、年金基礎番号はなんと年金事務所に直接行かないと教えてもらえないそうだ。電話でもメールでもウェブサイトにログインしてもダメ。なんだよそれ。仕事が始まったばっかりでやることもないので、早退させてもらって、電車と徒歩で年金事務所へ行く。年金基礎番号とともに、納付状況をアレコレ説明していただく。けど、年金には一切興味がないので適当に聞き流す。めんどい、。シンガポールでもカナダでも、マイナンバーみたいな番号でログインしたら一発解決だったよ、。

その日の夜に年金めんどくさい、全部オンラインでいいじゃん、とぶうぶう話す私に向かって母が一言。

「全部オンラインにしたら、年金事務所の人たちの仕事がなくなるがね」

そういう理由なの!? ホントに? それって、アレだよね、バンコクで駐車場のゲートが自動化しないのは、ずっと座ってしゃべって気まぐれに駐車チケット切るおじちゃんたちの仕事を守るだめだっていう、あのあたりの同じ理由なの? バンコクのおじちゃんたちは機嫌がよかったら駐車代めちゃくちゃ安くしてくれたりするけど、年金事務所の人たちは会いにいってもなにもいいことないよなあ、その差は大きい、。

すごいね日本。しばらく外国人枠でのディスカバリージャパンは続きそうです。たのしんでイコー(棒読み)

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ゆきの

ゼロからいきなり海外転職も9年目。香港、カナダ、シンガポール、中国で現地採用、起業、さらには大学院留学まで。独学でTOEIC910取得、HSK6級合格。泣いて笑ってそれでも生活は続く、中国深センのリアルな日常を発信します。

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