ハマムだよ!全員集合!

モロッコなうです。サハラ砂漠でラクダに乗ってキャンプしたり雑貨やお土産屋さんが可愛かったり、連日タジン鍋を食べたり。だまされることもなく悪い人に遭遇することもなく。モロッコ滞在1週間ですが、ものすごく楽しいです。また来よう。

そして今日はどうしてもこちらをおすすめしたい!モロッコのハマム!モロッコに来るまで知らなかった、ハマム。地元民に愛される大衆浴場らしいです。日本でいうスーパー銭湯みたいなものかな、となんとなく想像していたら、実際は韓国で言うチムジルバンの方が近かった。サウナとアカスリ。モロッコでムスリム女子たちと裸の付き合い。楽しかったー!!

宿のおじちゃんオススメのハマムに、タクシーに乗っていくつもりがタクシーがこない。代わりにおじちゃんの友達だというにいちゃんが通りかかって、車で連れていってくれるって。マジかよ。ぼくの車で、連れていくね、ちょっと古いけど。って日本語超なめらかだった。キャプテン翼とドラえもんが好きなモロッコ人。キャプつばすげー!!!そして楽しくドライブして、ハマムに連れていってもらい、お礼を言って20ディルハム渡しました。連携プレーで騙されてもおかしくないのに。ただの良い友達だった。

いよいよ入場、受付で先払い。100ディルハム、150ディルハム、180ディルハムの3コース。ちなみにモロッコディルハムは12倍したらだいたい日本円になります。各コースの説明はアラビア語とフランス語のみでノーヒント。銭湯好きとしては気合いの180ディルハムを選択。笑顔で中へ連れていってくれる、ムスリムのお姉ちゃん。地下へ地下へと階段を降りると、細長いロッカーに囲まれた空間。ああ、ここで着替えるのね。全裸ではなく、マイパンツは要着用らしい。着替えのパンツは必須。ロッカーに荷物や脱いだ服や靴をしまって、鍵を持って、番台みたいなところに座ってるけだるげなおばちゃんのところへ。180ディルハム払ったレシートを見せる。なにすんのマジで?アラビア語とフランス語の二択だから、ひたすら身振り手振り。つぎ?どこ?なにすんの?ってボディランゲージで聞いたら、なんかいろいろ小さいシャンプーみたいなパッケージを渡される。試供品みたいな使いきりパケット。それと一緒に鍵を持って、いざ浴場へ。

浴場のなか。サウナが奥にある、そして壁に沿って並べてある大きなまな板のような、アカスリ台。一緒に入ってきた若い女の子に、なにする?どうやる?ってまたボディランゲージで聞くと、入り口そばの棚に持ち込んだもの全部置いて、パケットをひとつ開けて、コレを全身に塗ってサウナにまず入るんだよ、だそうだ。ちょっとこってりした茶色のクリームをサウナの中で全身に塗る。無臭でぬめぬめしていい感じ。アラビアン柄のタイル張りのサウナは広々していて、ベンチに2人寝そべっていてもまだ余裕。私もならって寝そべる。タイルがほんのり暖かくて気持ちいい。鍵、ちょっと隠して置いてるけど大丈夫かな。ていうか私タオルとか何も持ってきてないけど。みんなマイタオル持ち込んでるんだけど。どうしよう。

10分くらいじっと寝そべって、そわそわしてくる。次は、次はなんなんだろう。アカスリしてるおばちゃん達に、もはやボディランゲージすらなく、パンツ一丁で全身テカテカで笑顔で近づくと、向こうも笑顔でアカスリ台に引っ張っていってくれた。みんな優しい。

いざ、アカスリ!韓国のアカスリを想像していたら、甘かった。おなじみのアカスリグローブでゴシゴシやってくれるんだけど、軽石で全身削られるほどの容赦ない粗さ。痛い痛い!でもだんだん慣れた。うつぶせにされ横向きにされあおむけにされ。全身くまなくゴシゴシ。あんたのパケットどこ?あれ?と指さし会話で棚に置いたヤツのことらしく、うんうんそうそう!って返事する。パケットは全部おばちゃんにお任せらしい。アカスリしてシャワーで流され、シャンプーリンスで髪の毛をわしゃわしゃ洗ってくれて、最後は全身にトリートメント的な茶色い液体をぺたべた塗ってくれた。顔も首もみっちりぺたぺた。ちょっとマッサージも。もう最高!!

おそらく、3コースの違いは、このシャンプーリンスと全身トリートメントの有無かと。100ディルハムならアカスリのみとか。未だにノーヒントですが、なんとなくそんなことを感じました。パンツごとたっぷり濡れたら、ロッカーの鍵を置いていた棚の上に、ビニールに入ったふかふかのタオルとバスローブが用意されていた。私の分らしい。鍵もタオルも、誰もとらないんだなあ。アカスリのおばちゃんたちは暇なときは浴場のはじで座っておしゃべりして、お客さんたちは風呂イスに腰かけてせっせとアカスリしてた。残念ながら入浴できるお風呂はなかった。サウナのすぐ横に水風呂はあったけど、やめといた。

ふかふかのバスローブを着て、退場。着替えスペースでは裸の付き合いをしていた(特に何もしてない)人たちが、さっとスカーフを綺麗に巻いて、ムスリム女子に戻って帰っていく。新体験。

モロッコ滞在中に覚えたのは、アラビア語でシュクラーン(ありがとう)、フランス語でセボーン(良いね)とトレビアン(とても素晴らしい)くらいなんですが、それだけで十分。感謝と感動しかないハマム!みんな親切にしてくれた。

ほっこり温まってハマムを出る。うす暗くなってきた午後6時ごろ。帰りは流しのタクシーを拾うんだよ、ちょっと気を付けるんだよ、と宿のおじちゃん。モロッコのローカルタクシーはメーター使ってくれないので交渉が必須、と聞いていて気合いを入れてタクシー止める。ハマムから宿までは25ディルハムで十分だよ、と相場を教わっていたので、20ディルハムから交渉開始。宿のメモを渡して、ここに帰りたい!いくら?20ディルハム?と英語と身振りで聞いたら、はあ?20ディルハム?と言われた。なんだ、じゃあ30か!と思ったら、ドライバーが指をさしたのがメーター。なんとメーター回してくれた。マジかよ。助手席に乗り込んで、なんだ、夜道で分からないだろうと遠回りするのか、むむ、と思っていたら、スムーズに宿の前まで着いた。16ディルハムちょっと。感動して20ディルハム札を渡して、シュクラーンをお礼を言っておりた。

シュクラーンでセボーンでトレビアンでしかない、モロッコですなう。なんか強烈なオチとか待ち受けてんのかな。ガクブル。

 

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