へっぽこロースキルだけど海外転職の内定辞退したよ!

海外転職

だって、ワクワクしなかったんだもの。

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仕事以外の仕事が大事?

その当時は、日本の仕事で消耗しきっていた。

なにかしたい、ほかのことがしたい、やっぱり海外かな。

でも前回のシンガポール転職は28歳の時だった。今はもう30代だし。ダメかも。

…スヤスヤ。

で、翌朝きっちり仕事に行く。

「なんでも聞いてね」って言われたからなんでも聞いたら「いちいち聞かないで」って怒られる。じゃあいいやってひとりで交渉や調整を進めると「聞いてないんだけど!」っておいうちかけられる。

こういう日本的な心の機微とかタイミングとか、 驚くほどうまくできない。むしろなんで周りの人が当たり前の顔してできるの? 

小中高でも大学でも習わなかったよね?

私だけ、どっかでうっかり必修科目落としてた??

私は仕事がしたかった。達成とか成果とかで、お給料を決めてほしい。空気読むとか根回しとか、お金にならなくない? 

そういう問題じゃないんですよね、仕事以外の仕事が大事なんですよねハイ。

「君のためを思って言ってるんだよ。分かる?」

「誰からも言われなくなったら終わりだからね」

善意のフリして自分の気にいらないことを高圧的にぶつけてくる上司や先輩、自称ベテラン勢。そういう人たちとの会話に消耗して、また1日が終わって。寝て起きたら代わり映えしない1日だと分かりきってまた自分がすり減って。

うん、

やっぱり日本ムリだ。日本も日本人も大好きだけど、和をもって尊しとなせないや。

いつの時代だよ農耕民族かよ。

長くなった! ここまでが前置き!

こうして海外転職に再挑戦がはじまりましたとさ。

属性は、アラサー独身 x ロースキル x 日本勤続わずか14ヶ月。

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二度目の海外転職は友人の紹介、つまりコネ

シンガポールでの転職活動は、現地の日系エージェントに登録して求人情報を紹介してもらった。

今回は、友人に紹介。

友人といっても40代おじさん、飲み友達。彼は中国に10年近く住んでいたので、地元に帰ってきてからも、中国とのつながりが密接にある。華人ネットワークのようなもの。

彼の友人の友人が中国の大学で日本語教師をしているらしい。空きがあれば募集があるけど、ない時はない。まあタイミングだねー、と言っていた。

「タイミングがあえば! ぜひ!」とLINEで履歴書と職務経歴書を送った。

「オッケー、転送しておいた」と返信あり。

その翌々日に人事担当からメールが届いた。以外にも英語だった。

中国で転職するにも、英語はできる方がいいんだなとひとつ学んだ。

『電話で簡単な面接を実施したい。明日はどうですか?』みたいな内容。

明日!? まあ電話で話すだけならどこでもできるから、いいか。

もちろんです、お話しできることを楽しみにしてます、って感じのちょっと丁寧な英語で返信した。このくらいのビジネス英語なら検索すればじゃんじゃん出てくる、コピペでも十分。

そして翌日、電話で話した。人事担当者とは英語で、日本語担当の先生とは日本語でそれぞれ質問に答える。2人とも中国人。

聞かれた内容とその答えはざっくりこんな感じ!

・なんで転職したいの? 

→ 日本の働き方が合わない。日本と日本以外(シンガポール)を比較して、日本以外の働き方の方が好きだと確信したから。

・中国ってどんなイメージ? 

→ 一度も行ったことがないので、あまり想像つかないけど、大きな国にたくさんの人がいるイメージ。(正直、中国には全然興味がなかったのでふわっとしか答えなかった)

・中国語は勉強したことある? 話せる? 

→ ニイハオとシェシェは言えます。これから勉強します。

・日本語の指導で大切なことは? 

→ 教科書で教えることを基本に、動画や音声を使って、生きた会話文を教えること。教科書の例文だけでは実践的ではないから。

・いつから働ける?

→2月末から可能です。

電話でも面接は面接。面接でも試験でも2種類あると思ってて、採用したいから実施するポジティブなものと、対象者を振り落としたい時のネガティブなもの。

この時は完全に前者だった。どうやら中国でも田舎エリアらしく、なかなか求人への応募がないみたい。

電話の最後には「じゃあ、ビザの手続きに入りましょうね!」ってなってた。

採用って言われない採用!

夏目漱石の愛の言葉みたいだね!

一般的な求人への応募ではなく、友人の紹介つまりコネがあったのも効いたんだろうな。向こうが面接の合否を決めるというより、私がいつから働けるかどうかの方が尊重されていた。

こういう風に、尊重して丁寧に対応してもらえる(と感じられる)採用はとても嬉しいものだ。周りが優しくしてくれて、私も周りや会社のためにがんばろうって思える。

…まあ、けっきょく内定蹴っちゃうんだけどねーー

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だんだん塩対応

第一印象は最高で、トントン拍子で話が進む。これがかえってよくなかった。

話が弾んだ電話面接の後、それからの流れやビザの手続きに必要な書類についてメールで人事に質問する。即日に丁寧な返信が来る。

うん、いいテンポ。

中国の大学に到着して仕事を始める予定まで、2ヶ月ちょっと。

年末年始の慌ただしさもあったのかもしれない。

いいテンポだと感じていたメールのやりとりは、当日、翌日、とだんだん返事が遅くなる。最後の方は1週間以上待ったなあ。

しかも、中国のビザ申請用の書類って、やたらとめんどくさい。シンガポールは簡単だったのに。

このあたりが多民族国家と単一民族国家の違いなんだなって感じた。外国人の雇用に慣れているパターンとそうでないパターン。

ーこのあたりの、中国ビザ申請2019については別の機会に詳しぃーくお届けするとして。

話を戻すと、返事こないし、「ごめん、忙しかったの」って言われるし。

謝罪の気持ちっていう、相手(私)への配慮があることは素晴らしいけど、忙しくて後回しにされる塩対応はモヤモヤする。

仕事始まる前まではお客さん待遇だけど、一旦仕事が始まってしまえば身内扱いになるわけで。この時点で雑にされると、現地入りしてからどれだけぞんざいに扱われるのかなー、という懸念。

とどめが、年末にメールで送られてきた雇用契約書。

当たり前だけど、項目が多くて長い。

「海外転職における雇用契約書は超大事! 必ず全部目を通して、気なる点はサインする前に担当者に聞くべし」

海外転職の師匠・ししもん様のお言葉。

無職は恥だが癖になる
新卒で日本企業に入社したもののうつ病になり5年で退職。世界を放浪した後シンガポールに流れ着き、米系企業の現地採用として正社員に返り咲くも、また5年で今度は整理解雇に。現在は世界を放浪しながらWebサイトを作ったり企業サイトを翻訳して生計を立てている。

『この項目の、病休の取得方法について詳しく教えてください』

『就業開始日はxx月xx日と記載されていますが、この日に現地入りするのはムリです。xx日以降に変更してもらえませんか?』

人事担当にメールで聞いてみた。おっそい返事と、もはや安定の塩対応。

『大丈夫、病休は取れるから心配しないで』

…取れるかどうかではなく、詳しく教えてってば

『それはあくまで契約上の日付だから。実際の日程が前後してもかまわないから』

…雇用契約の意味なくない?

そして決定打が

『とにかく来てくれたらいいから。さっさとサインして返信して。クリスマスから年明けまで休暇だから、その前までに雇用契約書を送ってね』

ってメールに書いてあったこと。

はじめの頃の電話やメールで、この人たちと仕事したいなって思ったのと同じように

最後の方には、この人たちと一緒に仕事したくないな、って思ってしまった。

クリスマスの休暇前に送ったのは、サインした雇用契約書ではなく『すいませんが、採用を辞退します』というお詫びのメールだった。

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やりたくないことをやりたくないと言う

「もうムリかも」

っと半ばあきらめかけていた、二度目の海外転職。予想以上にあっさり決まったけど、それ以上にあっさり蹴っちゃうとは。

我ながらびっくりだよ!

当時の職場には既に退職願を出していて、ここの内定なくなったら、予定が未定になるのに!

それでも結果的に、求人情報の検索からやり直した転職活動はどうにかなった。

「次がないから…」

って不安を避けるためだけに、嫌だなって思うことをやらなくていいんじゃないかな。

相手も周りも変えられない。私が変えられるのはいつも私だけ。

そして、私の価値をつけるのも私だけ。

そうやって、相手や周りに委ねているものを、自分に戻す。

海外だけじゃない、転職や仕事をするうえで大事なことのひとつ!

よし、がんばろー!

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