夜のヤンゴン、一人散歩

→再びヤンゴンで晩御飯

バゴーからバスを乗り継いで無事にヤンゴン市内へ。ただ晩御飯を済ませるのも面白くないので、おしゃれカフェでお茶することにしました。おしゃれカフェもたくさんあって、シンガポールではバブルティー、日本ではタピオカドリンクと呼ばれる、有名なドリンク屋さんの貢茶(ゴンチャ)や、同じくシンガポールにも多数展開しているヤクンカヤトーストなど、シンガポールとミャンマーは経済圏として近いんだなあ、と実感。ガラス張りで、清潔でおしゃれな店内が見えるパン屋さんに入ってみました。テイクアウトもイートインもできる店内、テーブルは半分くらい埋まっていて、並んでいるパンも種類豊富で、空腹のあまり選んだピザトーストは四角い食パンの上に具材とチーズがぎっしり載ってました。ただし具材は謎。魚肉ソーセージみたいな色したものとか。2500チャット、くらいだったでしょうか。もうひとつミルクシュガーみたいな小さめで甘いパンと、カフェラテを注文して、7000チャットちょい。屋台の謎の串が1本100チャットでしたので、まあ高級な方ですね。パンもカフェラテも本格派で美味しかった。店内のテーブルは半分くらい埋まっていて、隣の席では女の子2人組みで盛り上がってる。スタッフもたくさんいて、店内をせわしなく歩き回っている。小腹を満たして、さあいくぞー、とお店を出ようとしたら、店員さんと目があって、さっと私を追い越して、笑顔でセンキューって言いながらドア開けてくれて、もう感動。シンガポールでチャイナタウンで中国語でまくしたてられる日々からの、ヤンゴンでの優しさ。(チャイナタウンのそれはそれで、中国語だいぶ分かって話せるようになったので、感謝してます)ゆるんだ笑顔でドアを出ると、ばちりと目があった路上にすわりこんだ少女と、その周りを駆け回る赤ちゃんみたいな男の子。少女は私に向かって両手をさしだすのですが、さーっと目をそらして、私は次の目的地へ向かいます。めちゃくちゃ心がぎゅうっとにぎられる瞬間で、今回のヤンゴン旅行でもこれまでの旅行でも何度も遭遇した光景なのですが、私は一貫して「なにもあげない」姿勢をとっています。一度何かをあげると、さらに要求されたり、そこから別のところにお金が流れていくかもしれない。つまり、今すぐ目の前の彼女や彼のためになる、とは限らないから。私が本当に彼女のためや、ヤンゴンやミャンマーのためにできることがあるとすれば、例えば日本語学校作って日本語教えて、日系企業で働けるように指導・訓練するとか、そのくらい全力でやりたいです。

 

→今夜のチョイスは焼き鳥とビール

カフェと、そこにまつわるアレコレをひとり妄想しながら、昨日とは別の屋台街へ向かいました。焼き鳥に鍋におかずに、タイ風やら中華風やらマレーシアインドネシア系もちらほら。アジアの食事はだいたい被っているんですね。屋台街の入り口のいちばん最初に目に付いた焼き鳥やさんの前で、串を自由に取ります。昨日の串が何かの肉一択、だったのに比べて、こちらのものは、野菜、シーフード、きのこ類、お肉にお豆腐など、材料が分かりやすくてバラエティ豊かでした。手羽先やエリンギ、野菜の串などを適当にぽいぽい選んで、屋台の向こう側に立ってるおねえちゃんに渡したら、となりのおじちゃんにパスしてその場でじゅうじゅう焼いてくれます。お、美味しそう、。ちなみにたくさんの串の周りを立派なハエがぶんぶん飛び回っていて、ちょいちょいぴたぴたしてました。ダメなひとはダメかも。私も普段は気にしますが、その日はもういいかな、と前向きにあきらめました。中途半端なキレイ好きを自称していた自分からのレベルアップ。今後の称号は、だいぶどうでもいい、でいこうと思います。席について、串がやけるのを待ちます。屋台の隣に適当に並べられたプラスチックのテーブルとイス。目の前には高く積み上げられたゴミたち。だいぶどうでもよくなって楽しくなってきました。ビア、ビア、と誰か気づいてくれと言わんばかりに周りのおじちゃんおばちゃんに単語を連呼したら、隣のドリンク屋のにいちゃんが瓶1本と氷が入ったマグを持ってきてくれました。ラベルには、おそらくミャンマービール、とありました。飲めたらなんでもいいです。テーブルに運ばれたきた串盛りを肴に、1本ひとりで飲みました。飲みやすくて美味しかったと思います。ビール全然よくわからないうえに、なんでもいいので。お会計は、合わせて5000チャットしなかったかなあ。安くて美味しくて満足な屋台飯その2でした。

 

→夜市の衝撃

気持ちよく軽く酔って、ナイトマーケット、つまり夜市があるというガイドブックの教えに従って歩きました。今夜も人通りは多くにぎやかで、たまに「なんかくれ」と子供がひっついて歩いてきたりしますが、心で泣きながら無視をしてずんずん歩きます。着いたー、と思った夜市の通り。みなさんは、夜市という名称で何を想像しますか?私は、台湾で見た賑やかで華やかに照らしだされたアレでしょうか。ヤンゴンの夜市は、夜そのものでした。まっくら。ちらほらと目につく光は、スマホのフラッシュで手元を照らしているもの。もしくは受験生の時にお世話になったくらいのサイズの卓上デスク。く、暗い、。ミャンマー人同士で手元の明かりを頼りに、スマホやスマホ関連グッズのようなものを囲んで盛り上がっています。た、楽しそう、。スマホなら分かるけど、やたら旧型が並んでいるのも、まあ面白いけど、黒電話とかもありました。ぐるぐるの太いコードでつながってるやつ。あと小型ラジオとか。売れるのかな、買う人とか使う人いるのかな、という謎商品が多数並んでました。夜市、いろんな意味で面白かったです。

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