2日目はバゴー

→鉄道に乗ってみる

ヤンゴン2日目も朝から好調!さて今日は何をしようか、と朝の散歩をしていたら、陸橋の先に見えるのは、ふむ、駅です。よし、鉄道に乗ってどこかにいこう。手持ちのガイドブックをめくると、ヤンゴンからの日帰りには北東に行ったところにあるバゴーという小さな町がいいそうです。選択肢は鉄道orバスorタクシー1日チャーター。鉄道一択!というわけで駅へ。おそらくヤンゴン中央駅、という大きい駅なんだと思う。至るところにミャンマー語でノーヒントです。駅の構内に窓口がずらりと並んでいて、ミャンマー語の行き先表示は選びようもないので、バゴー、バゴーとひたすら地名を唱えると、あっち、とおしえてもらいました。そっちのカウンターに進み、バゴー、ワン、というと、パスポート、と。パスポート?国内移動なのに?まあ最近いろいろ情勢が不安定だったりするしな。次のバゴー行きは11時だそうで、そのとき9時半だったので宿まで歩いて帰ってパスポート取ってきました。パスポート、宿のバックパックに大事に置きっぱなしなんですが、持ち歩くものなんですかね。私のことなので、持って歩いてると落とすかなくすかしそうで。今度から持ち歩こう。10時すぎに駅に戻ってきて、窓口でパスポートを渡して受付。アッパークラス?アッパークラス?と聞かれて、上等席?高くない?普通席でいいのにな、と思いつつほかに何を選んでいいのかよくわからなかったのでアッパークラスで。1000チャットでした。マジですか。普通席は数十円なのか、。

改札というか、けだるげにおじちゃん数名が座っているゲートを越えると、ずらりと駅でおなじみのつながったイスが並んでいて、結構人がいました。というか、くつろいでるというか、なんならシートしいてすやすや寝てるというか、ピクニック的に輪になって座ってごはん食べてる家族っぽい団体もいたりとか。両サイドを鉄格子でしっかり守られてるからか、ホームは外みたいなものなんだけど、日陰で涼しくて快適なのか。快適といえば、ホームの中央に学校の会議室にあるような長い机があって、その上にコンセントがずらずらと置いてあって、充電中のスマホが置いてありました。スマホ、大事なんだな。

20分前くらいになって、階段を上ってホームへ向かいます。4番ホームね、と窓口で言われたけど、バスの数字の表示は全てミャンマー文字だったので、今回もそうなのかしら、どうなのかしら、とそわそわしてたら4という看板が見えました。便利!よかった。しかし4番ホームには同じような鉄道がぎっしりと並んでいて、どれに乗ったらいいのか分からずうろうろしていたら、目の前のお客さんらしき人が駅員さんらしきお兄さんに案内してもらっていたので、ついていったら、ちょうど同じ車両だったみたいで、この席、とおしえてもらいました。アッパークラスはリクライニング式、だったのでしょう、今は固定されててちょっとシートが倒れていて、埃がぼふんぼふんと舞っていました。シートはひろびろしているし、まあ快適かな。窓は開けっ放し、扇風機がブンブンと頭の上で回っていて、さらに埃を巻き上げてくれていました。窓から見えるホームではおばちゃんや子供がくつろいでいて、ホームの先に停車している車両は普通クラスらしくて、木の椅子で背中がきっちり立つやつ。うん、1000チャットでアッパークラスならこれでよかったかも。車内には私と同じような旅行客がちらほら、あ、地元の人は口あけて寝てました。平和だなあ。無事に乗車、発車、そこからバゴーまではなんと約100キロ、2時間くらいひたすらガタンゴトンと揺られました。ずーっと平地で、草原というか畑というか、牛や馬みたいな飼育されてるらしい動物も遠くに見えました。乗り物大好き、流れていく風景を見るのが大好きなので、とても楽しい時間でした。

→バゴーで二人乗り観光

バゴーに着いて、駅を降りた瞬間にものすごい数の客引きに行く手を塞がれ、とりあえずその場から逃げました。スマホでネット回線は絶好調なので、まあ地図見ながら歩けば迷うことはないかな、と。コレがなかったら客引きのおにいちゃんやおじちゃんに案内してもらわないといけなかったので、騙されるかぼったくられていたかもしれない。ミャンマーはフリーSIM必携で!しばらく歩くはいいけど、その日も30度を越えているに違いない日差し。歩いて観光きついなー、とりあえず目の前にまたパゴダが見えたので、まずはそこまで歩くかな。暑いな。と思っていたら、目の前に商売っ気のなさそうに木陰で休んでるバイクタクシーのにいちゃんが現れたので、Hi!あのパゴダまでいくら?と聞いたら、あそこまでより、何箇所かまとめて回ったらいいよ、3000チャットでいいよ、と言われたので、そうか、ここでチャーターしてお任せしよう、と思って、ガイドブックに載っているバゴーの観光名所を5箇所くらい見せて、あそこのパゴダからこれ全部回りたい、と身振り手振りでアピール。オーケー、とのことでまずはパゴダへ。バイクタクシーと言っても、普通のスクーターに2人乗りするだけ。しかもノーヘル。乗り物、楽しいな。にいちゃんは親切で「あのパゴダはな、入場にUS$10かかるからね。入場する時に払うんだよ」と運転中におしえてくれました。入場料?ああ!昨日の8000チャットと同じやつだ!オッケー、と言いつつ、今回は気をつけよう、と思い、階段の前でパンプスをまた置きっぱなしにして気合い入れてパゴダへ向かいました。にいちゃんは、おれこの辺で待ってるから、と。チャーターありがたい。もうすぐパゴダ、というところでカウンターが見えてきたので、地元っ子らしき女の子の隣にすっとくっついて、歩調をあわせて、スマホ見ながら、連れっぽい雰囲気でカウンターの前を通過。通過できた!それからいくつかパゴダを回りましたが、受付の前は、急いんでますんでー、みたいな小走りで駆け抜けたら何も言われませんでした。パゴダを回り、入場料をパスした代わりにお賽銭をちょっと払って、待たせるの申し訳ないな、と思ってあわてて戻ると、にいちゃんはちゃんと待っててくれました。

次回は、ローカル名所巡りについて。衝撃の光景を目の当たりにしました。

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ゆきの

ゼロからいきなり海外転職も9年目。香港、カナダ、シンガポール、中国で現地採用、起業、さらには大学院留学まで。独学でTOEIC910取得、HSK6級合格。泣いて笑ってそれでも生活は続く、中国深センのリアルな日常を発信します。

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