突然ですが、またまたアジア転職しました
シンガポールから日本に帰って14ヶ月目のことでした。突然っちゃ突然だけど、予期していたと言えばそんな気も…。
理由はいろいろあるけれど、やっぱり日本だけど働いて暮らしてくのは無理!っていう一言に尽きるかな。
あと、今の職場を辞めたくて、辞めるならステップアップのためにしたい。ただ逃げ出すだけなのはなー、と。
今の職場を辞めたくなったのは、社内で話す9割の人に優しくしてもらったのに、たった1割の人の心無い言葉に耐えられなかったから。
「これだけよくしてもらってそれでもだめだと思ってしまうなら、もう日本社会どこにいってもやっていけないな」
いろんな意味が含まれてるけど、あきらめというか感謝というか、気持ちが行き着いたのはこんなところで。
日本人(ここでざっくり一括りにしてしまうのは雑かもしれないけど)と一緒に仕事をするのは、とにかくしんどい。私も日本人だからこそ、お互いの考えがかみあわない、意見が一致しない、そのひとつひとつに疲弊してしまう。
そして、目立つ私はとにかく標的にされる。私はほかの人が何をしようが全く気にしてないのに、あちらはこっちの仕事をつぶさに観察していて、ミスをしようものなら即炎上。燃料投下ってこうやるのか、って学習機能がつくくらい、私は社内炎上キャラになった。
他人の評価で生きる気なんて全くないし、出世したいとも思わないから、無視。そうするとさらによく燃える。ヒマかよ! 仕事しようよ!
そうだ、私はお給料の分か、それを少しだけ上回るくらいに仕事をしたい。実際は働くことも人の役に立つことも大好きだから、ものすごく働く。でもそれも含めて自分の経験と価値になるから、それはそれでいい。
日本という国は、日本人がいて、日本語で話して、日本社会で生きてる。それぞれひとつしかない。
例えばこれがシンガポールなら、いろんな人がいて、いろんな言葉があって、いくつものコミュニティがある。
私はやっぱり後者がいいや。
中国を選んだ理由
結論から言うと、いちばん条件がよかったのが中国だったから。
私がアジア転職に求めるものは、優先順位がはっきりしていて
・就労ビザがもらえること
・定時で帰れること
・土日祝休み
・物価が安い街(1食500円以下で食べられることが理想)
・給料は15万円くらい
台湾、ベトナム、香港あたりを考えていたんだけど、台湾とベトナムは月収10万円以下、反対に香港は20万円くらいになるけど週6勤務。
優先順位の最後の方でひっかかる…
そこで見つけた求人情報が広東省深セン市での仕事。深センは香港からバスで行ける中国。
あ、なんかよさそう。と思った瞬間に履歴書を担当者にメール。
20分で返信がきて
その後に電話面接を2人
内定=ビザ申請の手続き
お、おおお
断るタイミングもなく、とんとん拍子とはまさにこのこと。
中国語? シンガポールのチャイナタウンで身振り手振りでなにかしたくらい。つまりゼロ。
でも、日本人と日本語で会話してるのに、全くお互いの言ってることが分かりあえないくらいなら、いっそ言葉が通じない場所でもう一度始めたいと思ったんだ。
結果、とても快適な暮らしを見つけられた
食事と清潔さとサービスの質は間違いなく世界一の日本。
あと物価。もう安いよ。給料も安いけど。
テレビは見ないけどラジオは毎日聞くし、日本の本と本屋が大好き。
それらを全部手放した引き換えに、もう一度挑戦したアジア転職の結果は、今のところ大満足。
中国も中国語も全然興味なかったけど、俄然好きになった。
詳しくは次のブログでまとめるとして。
今日の語り口はNetflixドラマの影響で
こんなひとり語り調になったのは、今ハマってるNetflixドラマ「13の理由」の主役のひとりによるもの。
吹替版の日本語って、なんでこんな感じなんだろう。